チームで君主を超えていく
国会図書館生活にも慣れて、朝起きたら何時でもとりあえず図書館に向かうようになった。図書館なので本を読むんだけど、、、
実用書って何日も読んでると疲れるのよ!!!
しかも、色んな思惑があり仮想通貨とブロックチェーンの本を読み漁っていた。
全く専門外だし新しい概念ばかりで毎日脳の疲労を感じていたのです。
疲労のピークを感じ、漫画を読もうと考え辿り着いたのが「まんがで読破シリーズ」
まんがなのに意識高くいられる本を選ぶ私、ブレない。常に周りの目を意識!!
もっと楽に生きたい。おやすみなのに。。。
まぁ、でも作者と自分の生きてる時代の違いを発見できたので良い選択だったよ。
他人を理解するには、その人がどんな時代を生きたか
まんがで読破シリーズは初めて読んだんだけど、君主論の場合「マキャベリ」がどんな時代を生きたかという説明からスタートする。
これは、なぜマキャベリが「君主論」を書くに至ったかを説明するためのものなんだけどこの説明の流れから「人を理解するためには、どんな時代を生きたか(どんな体験をしたか)」を理解する必要があると感じた。
実体験として、母親は以下の内容を私に100億万回言っていた。
「良い学校に入り、大きな会社に入って、いつでも離婚できるように一生働き続けろ」
この言葉の背景には、母親が「ロスジェネ世代」かつ「女性の産休、育休が一般的でない」という時代を生き抜いたからだと思う。
「自分と同じ苦労をして欲しくない」という思いから上記の発言をしていたのだ。
ただ、実際に良い学校、大手就職をしてみて思ったのは「ん?全然幸せじゃなくね?」という感情だったので世代によって正解は違ったみたい。
人の価値観は体験から作られるものと考えていて、自分で選択できる経験(学校、就職など)、自分で選べない経験(生まれる国、幼少期を過ごす場所・コミュニティ)どちらも理解したいと思う。
そうじゃないと「なんでこんな事言うの?アホなの?」とか思っちゃうのよ。
コミュニティに貢献することが自身の豊かさに繋がる
フィレンツェで都市の文明化のため投資を惜しまなかった。
イタリア内での戦いを避けるため、弱小都市を軍備補強した。
メディチ家とか8年ぶりに聞いたよね。高校の世界史以来よ。
ロレンツォは漫画の中で少ししか出てこないけど、ルネサンス時代に自分の私利私欲のためでなく周囲のために環境整備してた人です。
ルネサンス期とかググってみたら日本でいう戦国時代だからね?
そんな群雄割拠の時代に、イタリア内で戦争を防ぐために弱小国を軍備強化して弱肉強食が起きにくいようにしたんですよ。
それが、結果自国フィレンツェの防衛にもなると考えて!!!
はぁぁぁぁ先見の明がありすぎる。ルネサンス期に!!想像を遥かに超えたお金を手にしていながら!!!
危ない時代なら自分の国の防衛をガチガチに固めちゃうと思うのですが、ってか実際他の国はそうだったと思うのですがロレンツォは違ったんですね。
この時代に「周囲への貢献が自身の利益に繋がる」ということを体現できてるのがすごい。しかも都市レベルで。大規模すぎるううう。
と大興奮した場面。ロレンツォ好き。結婚したい。
リーダーでなくチームで
君主論は「どんなリーダーになるべきか」「リーダの役割」が記載されている。
リーダーとは、発言力を持ち、人々から恐れられ、搾取せず、全ての部下に適切な役割を与える人のことだと。
優れたリーダーが意思決定を行うことで、適切な判断を素早く実行することができる。
この理論を読んで、現代にも当てはまる普遍的なことが記載されていて驚いた。
ただ、理論として理解はできたが違和感を覚えた。
リーダーだけの判断基準で物事を実施することに不満があるのだと思う。
netflixの人事の本で「ミレニアム世代は平等を重んじる」と記載があった、そこで私は「確かに自分は平等を重視してるな」と気づいた。
平成生まれ以降は「君主論」よりも「チーム論」を重視していくと考えると、現代の「君主論」に匹敵する「チーム論」ってあるのだろうか
やること
・歴史は繰り返すと感じたので「サピエンス全史」を読む
・今後は「リーダー」だけではなく個々人が判断を求められる
自分自身の基準を持ち、自分で選択できるようにする(予定表作成)
・コミュニティへ貢献する。コミュニティ内で貢献できる能力を示す(ポジション取る)
私へのつぶやき
・カフェとかで勉強すると食欲との戦いになるので、基本図書館がおすすめ
・医療費控除のため確定申告の準備をしてくれ
・不用品をメルカリに出品しよう