1か月前の私へ

1か月前の私に伝えたいことをしたためてます。

好きなことは好きと言おう

「好きな芸能人ってだれ?」

合コンで腐る程聞いてきたこの質問。この質問を受けるたびに“無難な”芸能人をあげてやり過ごしていました。

 そもそも、あまり芸能人に興味がないというのもあるのですが、「自分の好み」を伝えるのに抵抗があるのです。

 そんな「自分の好みを伝えることが難しくなっている」という事実を再認識したのは、漫画を読んだ時でした。

 

 

「好き」と言うのは1つの意見

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「ブルー・ピリオド」と言う漫画をご存知でしょうか。

勉強、スポーツ、友好関係どれも卒なくこなす主人公は、熱中できるものがなく悶々と過ごしています。

 渋谷で朝まで遊んだ帰り、「早朝の渋谷って、なんかいいよな」と友人に伝えると、友人は「え? ゴミくさくね?ってか突然ポエマー(笑)」

と嘲笑の対象にしてしまいます。

 

私は「好きなものを好きと言うこと」「嫌いなものを嫌いと言うこと」どちらも避けてしまう。

 それは、批判が怖いからです。小学生の頃好きなアーティストの話をした際に友人からコテンパンに批判されたことがあります。よく覚えていませんが、幼心に恐怖心を覚えるレベルの批判でした。

 その後、その子の前では絶対に自分の好みは伝えなくなったのです。

「好き嫌いを伝えると、批判が飛んでくる」という事実を体感した瞬間でした。

 

意見を伝えた先にあるもの

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他人に合わせて、要領よく過ごしている主人公に対して

 「世間の価値観ではなく、君にとって価値があるものが知りたい」

 と問いかける先生。

 

私は、学校で「世間的に良しとされる人生の選び方」を学びましたが「自分の嗜好」を考える時間は無かったように思います。

 「良い大学に行き、良い会社に就職すること」=「正解」と信じて疑いませんでした。そして、「良しとされている人生」に「個人の嗜好」が入る余地は小さかったのです。

 

「好き嫌い」も1種の意見表明であるため発信した時点で、批判がくる可能性は十分あります。もしかしたら、自身の発信が誰かを傷つけるかもしれない。

 そんなネガティブ結果ばかりを考えて、言動を選んできました。

 

 でも、「好き」を発信すれば、同じ嗜好の人と繋がれるかもしれない。

お互いの「好き」を言葉で伝えあっているうちに、「どうして好きなのか」「何が好きなのか」と自分の嗜好を言語化でき自己理解が深まるかもしれない。

 嫌いに関しても同様のことが言えます。

 

 ネガティブな面ばかりを考えて言動を選んできたけれど、情報が溢れた現代でも「自分の好み」は自分でしか分からない。

 自分の「好き嫌い」くらい思い切って伝えられた方が、人生は楽しいと思ったのです。

 

私へのつぶやき

今年一心が動いた漫画。Twitter で知ったのでTwitterに感謝。

人生は攻略対象じゃないのに、どうして効率を求めてしまうだろうね〜。

私はRPG攻略サイトを見ながら進めていたのですが、見ないで進めた時の方が圧倒的に楽しいのに。。。でも見ちゃう。

理由は「間違いのないルート」を「短時間で回るため」。

ゲームに時間制限があったから、それも影響してるのかな??

 

やりたいこと

・塗り絵

・イラストを描く

・漫画内の夏休み課題をやってみる